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居場所

私はもうそこにいないあんなにも騒がしかった世界が、今はただ、遠くに霞んでいる。私はもうそこにいない空を殴り続ける影を、私はただ眺めている。怒りもない。憐れみもない。ただ、静かに、「そこにいる」ことを知っているだけだ。いずれその影が目に留まる...
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異なる重力

ある星では跳ねれば届くものがこの星では跳ねた瞬間に沈んでいく重力が違うルールが違う言葉の重さも違うこの星で飛ぶには軽さではなく密度が要る
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discipline

意志(will)やモチベーション(motivation)は、波。上がれば下がる。強ければ消耗も激しい。でも、discipline(規律・習慣・芯)は「地層」だ。毎日踏みしめて固めていく、ずれない軸になる。「やる」と決めたから、やる。そこに価...
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やさしさは 見えないところで ひかってる

ある人にとって あたりまえのことがべつの人には すごくむずかしいこともあるでも 「大丈夫?」のひとことがその人にとっては たからものみたいにうれしくて あったかいやさしさって 大きなことじゃなくていいすこしだけ まわりを見てすこしだけ ちが...
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ぼうそうしーと

おととい、ぼうそうしーとをはったもうざっそうはえないぞくさむしりしなくていいぞこれからすこしずつじんこうしばをしいていくぞにわがきれいになるうごきやすくなるぞ
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ぎょうざ

きょうはぎょうざをつくったぞけっこううまいぞ
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根を張る者

誰も見ていないと思うだろう土の中で伸びる根のことを乾いた風が葉を揺らし雨が音もなく去っていく「お前の声など届くものか」だが根は語らないただ、静かに深く伸びていく陽の光は奪われ見上げた空は遮られそれでも地中に沁み込むわずかな水を逃さず掴む時に...
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灯の森

この森には誰も気づかないほど小さな灯がある風が吹いても、雨が降ってもそっと揺れるだけで、消えたりはしないこの灯は誰かのために用意した道しるべじゃないただ、この森に生きるものとして静かに灯してきただけだ葉の裏に、記憶が宿る枝の先に、祈りが残る...
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まず はじめてみよう

どんなこともやってみることが いちばんたいせつしってるだけじゃ じょうずにはなれないしかんがえてるだけじゃ うまくいかないうごいてみるとしぜんに しりたいことがふえてことばや ちしきや ぎじゅつがすこしずつ みについていくよ
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けついのいっぽが みちになる

やまのみちは あるいてるひとがいればちゃんと みちになるけど、だれも とおらなくなったらすぐに くさで ふさがってしまうにんげんのこころも おなじいいはなしをきいて「じぶんも がんばろう!」っておもってもなにもしなければ そのきもちはあっと...